読書逍遥第230回 『モンゴル紀行』(その7)街道をゆく5 司馬遼太郎著
冨田鋼一郎
有秋小春
副題 生命と医療の本質を探る
原題 The Song of the Cell
An Exploration of Medicine and the New Human
利己的な細胞 がん細胞
永久に複製できる細胞の話
正常細胞もがん細胞も分裂する。がん細胞の発生や複製の仕組みほど集中的かつ情熱的な研究の対象となってきた細胞は無い。だが、挫折の連続。多くの謎が残されている。
「自分たちが何を知らないのかすらわかっていない」状態と言える