読書逍遥第226回 『モンゴル紀行』(その3) 街道をゆく5 司馬遼太郎著
冨田鋼一郎
有秋小春
しばらく「街道をゆく」海外編ばかりだったので、国内も旅してみたくなった。
28歳の蕪村は下総国結城から山形、酒田、秋田、能代、弘前、青森、八戸、松島、仙台と日本海沿岸から三陸海岸沿いを伝って一回りをした。
津軽半島では外ヶ浜まで足を伸ばした。当時の面影も訪ねてみたい。
米沢盆地で収穫された穀物は、最上川で酒田へ運ばれていく。
今回の大雨でただでさえ急流な最上川が大変なことになっている。庄内平野の田畑は大被害だろう。お見舞い申し上げます。