第47回 木下夕爾(3)「夜学生」
冨田鋼一郎
有秋小春
今回のテーマは「ホルモン」。
これまで扱ってきた「神経細胞」「心筋細胞」とは性格が違う
「神経細胞」は、隣りからメッセージを受け取り、さらに隣りに流す
「心筋細胞」は、器官を構成する細胞同士の連携動作を司る
「ホルモン」は、はるか遠くの細胞同士の連携させて、一つの生命個体を有機的な存在であらしめる
ワクチンは、「分化」と「自己複製」という異なる二つの役割を果たす必要がある謎多い化学物質
そのホメオスタシスを維持する4つの重要な器官は、三つの内臓と脳
・肝臓 毒素に浸るのを防ぐ
・膵臓 インスリンで代謝をコントロール
・腎臓 血液の塩分濃度を一定に
・脳 体内物質の濃度感知し、平衡を回復させる調節器官
ホルモンの役割の理解を踏まえて、次回が最終章となる
最終章は、再生・骨髄移植・がんなどの「細胞の生態学」がテーマ