読書逍遥

読書逍遥第172回 『私の先生 出会いから問いが生まれる』大澤真幸著

冨田鋼一郎

『私の先生 出会いから問いが生まれる』大澤真幸著

著者にとって、<私の先生>とは見田宗介先生のこと。先生から学んだ事は、学びの姿勢である

人は誰でもそのような<私の先生>を持っているはずだ。私にとって<私の先生>とは誰だろう

☆☆☆

帯文)
もし先生がいなかったら、今の私はなかった。だが、どうして私には先生が必要だったのだろうか。いや、そもそも、探求者は、どうして先生を必要とするのか

見開き)
先生との出会いを通じて、初めて、本質的な問いが現れる

ここで取り上げた人物リスト
見田宗介
中井久夫
磯崎新
中村哲
吉本隆明
中上健次
親鸞
織田信長
ドストエフスキー
ベネディクト・アンダーソン
ハンナ・アーレント
マックス・ウェーバー
ジャン=ジャック・ルソー
ヴァルター・ベンヤミン
ミヒャエル・エンデ

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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