読書逍遥

読書逍遥第109回 『声の力 歌・語り・子ども』河合隼雄ほか著

冨田鋼一郎

『声の力 歌・語り・子ども』河合隼雄ほか著

冒頭 河合隼雄「子ども時代の声と語り」より

「語り」と「歌」について。語りは心の高揚とともに「歌う」に向かってゆく。私は子ども時代から「歌」が大好きだった。家には足踏み式オルガンがあって、母親がオルガンを弾き、家族一同でよく歌を歌った。
人生を「語る」のと、人生を「歌う(謳う)」のとはユニュアンスが異なる。自分の人生を「内なる声」に従って謳いあげること。それは理想の人生のように思える。あるいは、誰にでも可能な「幸福」の道とも言うことができる。

今年は早くからブルーベリーに網をかけて鳥から防いだので、たくさん実をつけました。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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