読書逍遥第126回 『太祇俳句新釈』岡倉谷人著『太祇全集』
冨田鋼一郎
有秋小春
副題 グローバル中流階級への警告
原題 The Coming of NEO-Feudalism
A Warning to the Global Middle Class
著者 ジョエル・コトキン
将来、新しい身分格差社会ができるという
その頂点にいる階級が、「コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)」だという
??? その論拠を探ることにする
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(カバー見返し)
格差の拡大は確かに問題ではあるが、それは封建制と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気づくであろう。(解説より)
(Amazonより)
あなたは「新しい貴族階級」か。
「新しい奴隷階級」か。
私たちはどう生き残るのか。
階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。
アメリカを代表する都市問題研究者によるシリコンバレー発「地獄の黙示録」。
<「新しい封建制」身分社会はこうなる!>
【第一身分】有識者
コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど。
高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)
【第二身分】新しい貴族階級
GAFAなどの巨大テック富裕層が率いる「新しい貴族階級」
>>>>>>>>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>>>>>>>
【第三身分】 21世紀の「デジタル農奴」「新しい奴隷階級」。
それ以外の人びと。中小企業の経営者、熟練労働者、民間の専門技術者など