読書逍遥

読書逍遥第193回 『細胞』(上・下) (その11 )ジッダールタ・ムカジー著

冨田鋼一郎

『細胞』(上・下) (その11 )ジッダールタ・ムカジー著

副題 生命と医療の本質を探る
原題 The Song of the Cell
An Exploration of Medicine and the New Human

最後に「胚性幹細胞(ES細胞)と人工多能性幹細胞(iPS細胞」)」の話にうつる

1998 ジェームズ・トムソン
細胞→受精卵→胚→胚盤胞→ES細胞→ヒト→胚という一方通行のサイクル 胎生学

2006頃の疑問
なぜ成熟細胞(神経、血液、肝臓など)は、川上を遡るようにES細胞に戻ろうとしないのか?

山中伸弥人工多能性幹細胞(iPS細胞)発見
1989ロマ・プリータ地震のように衝撃を与えた

生物学的な時計を逆戻りさせた!
「完全に成長した大人が赤ん坊どころか、胚にまで戻ってしまった!」 

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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