日々思うこと

シャワーのようにさまざまな話題を浴びると良いことがある。

冨田鋼一郎

二、三日かけて7月1ヶ月分の新聞を読み返した。

最近の新聞は、スポーツと一面広告が多くなり、読むべき所が少なくなったと思っていた。まとめて読み返してみると見過ごしていた記事が多く、読み応えがあった。

夏季大学(3日間6つの講演)と、新聞をまとめ読みには、共通する良いことがあった。

どちらも知的なシャワーを浴びて、リフレッシュできたこと。

[ボタンヅル]
[ヒペリカム]

一度決めたこと(しっかり議論を尽くしたものでない)を体面だけで変更しない。
社会改革に前向きと感じられるビジョンがない。

例えば、
◯マイナ総点検本部設置
◯大阪万博の遅れへの対応
◯(異次元)少子化対策
◯マイノリティ対策
◯女性社会進出取り組み
◯ジャニーズ問題に対する国連調査団会見
◯ 外国人技能実習制度微修正
◯在留資格のない子への微修正
◯移民・難民受け入れ
◯中間貯蔵施設調査
◯処理水海洋放出

軽井沢夏季大学の3日間、さまざまな話題をシャワーのように浴びて、頭の中がリフレッシュできた。新聞をまとめて読むことは、同じような効果があると感じる。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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