冨田鋼一郎
寛保元年(1741)、蕪村26歳で描いた新出の墨画淡彩「花卉図(全40図)」をカラー写真満載で紹介する。
蕪村の画の修業のはじまりを明らかにし、「蕪(ぶ)」とは何かについて新説を提示する。
「人間蕪村」の原風景に迫ろうとする渾身の書き下ろし。
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新出資料 蕪村「倣惲南田花卉図」
新説 「蕪(ぶ)」とはなにか
冨田 鋼一郎 著
本体価格 500円 (税込み)
第1章 はじめに
第2章 作品概要
第3章 「心蕪(あら)き日々」
第4章 蕪村の若き日の落款(署名と印章)について
第5章 「倣惲南田花卉図」全40図一覧
第6章 「蕪」の意味するところ
第7章 【まとめの図】
第8章 おわりに
ABOUT ME
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)