冨田鋼一郎
与謝蕪村は「蕪村」となる為にどう言う道を踏んできたのか。
画号「四明」、俳号「宰町」「宰鳥」を用いていた20歳頃から、「蕪村」への改名を経た35歳頃まで、関東遊歴時代の絵画作品を紹介しながら蕪村像を読み解く。
冨田 鋼一郎 著
本体価格 2,200円 (税込み)
知られざる若き日の蕪村。未公開14作品から読み解く新たな文人蕪村像。
蕪村が大成する過程を知る上でもっとも大切な時期である青年期に焦点をあてた作品。
第1部 ”万里の道”による美の追求
第2部 ”万巻の書”による美の追求
第3部 総括に代えて
ABOUT ME
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)