行きつけの西武池袋線終点豊島園駅前のスタバは朝開店から満員で嬉しい悲鳴だ。ハリー・ポッター開園日だ。
リボンをつけて黒いガウンをまとった女の子たちが群れている。スタバのスタッフもハリー・ポッターの黒い野球帽をかぶっている。
ハリー・ポッターが何たるかを全く知らない私にはゆったりと席がとれないので少々迷惑。
40年も前の80年代初め、デズニー本社が海外進出候補地選定で東京とパリを慎重に比較検討していたことを思い出した。
ハリーポッターは、ロンドンについで東京は2番目だそうだ。この時期に、何故中国でなく退潮著しい日本を選んだのだろう。アジアで最も成熟?している国、ユニバーサルスタジオの成功を眺め、西武豊島園閉園の立地を絶好の機会と考えたのだろうか。
シマトネリコ
ネジバナ(捩花)
ABOUT ME

日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)