川崎レナさんインタビュー記事
朝日新聞(2023年1月1日付け)記事で書き留めた言葉。
川崎レナさん
2005年生まれ。17歳のインターナショナルスクールに通う高校生。国際NGOアース・ガーディアンズ・ジャパン代表。日本人初の2021年「国際子ども平和賞」受賞。
「大人も子どももチーム。負のループを壊したい。」
「私が若者の社会参加を促したいと思っているのは、私が若者だから。安心して話し合える場が必要なんじゃないか。」
「日本は負のループが続いている。政治家の悪いニュースを見て、若い子は権力者は私たちの話を聞いてくれないだろうと思う。政治家は、若者は政治に興味がないだろうと思う。その負のループ、ループ、ループで、どこから壊したらいいかわからなくなっている。」
「大人からよく環境問題や社会問題が君たちの世代に残ってしまってごめんねと、言われます。でも私は大人も子どもも同じチームにいると、思っているので「大人のせい」とは考えていません。同じチームにいるのだから、若者は大人に敬意を払うべきだし、大人も若者の声に耳を傾けてほしい。」
「大人と戦いたいのではなく、違う価値観だからこそ出来ることがある。いろんな世代がお互いに意見を言う。共通点を見つけて建設的な議論ができたらいいよね。」
「私は群れから最初に海に飛び込むファーストペンギンになれる人を尊敬します。日本の未来はふつうに明るいと思っています。」
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以前から、社会問題に対して強い意識を持って爽やかに行動を起こしている若者の代表として、渡部清花(わたなべさやか)さんに注目してきた。突き抜けた行動力にめまいを覚えるほど。
今回は川崎レナさん。渡部清花さんに連なる若者を見つけた思いがする。想いを行動に移す彼らのような若者たちに日本の未来を託したい。
[渡部カンコロンゴ清花さん]
1991年静岡県浜松市生まれ。日本の社会起業家。難民問題に取り組むNPO法人WELgee代表。自治体等の多文化共生委員、やらまいか大使(浜松市)。