日々思うこと

今年のNHKシリーズ番組「映像の世紀 バタフライエフェクト」

冨田鋼一郎

20世紀に起きた大きな変貌を人物ストーリーで伝える優れた番組。

今年の27回の番組によってこの時代を形作るのに影響を与えた勇気ある人たちを知った。

例えば、
○モハメド・アリ、トミー・スミス、
 ジョン・カーロス、ピーター・ノーマン
○テレサテン、デニス・ホー
○ロナルド・デルムス、 
 ダニエル・イノウエ
○アイザック・スター、カタリン・カリコ、
○アンゲラ・メリケル、ニナ・ハーゲン
 ハトリン・ハッテンハウアー
○フリチョフ・ナンセン、緒方貞子
 ロバート・キャパ、沢田教一
○ルース・ベーダー・ギンズバーグ(RBG)
 エミリー・デイビゾン、アリス・ポール
 アメリア・イアハート
○チャールズ・チャップリン
○テルファー・ムック、
 オーティス・ケリー
○ヴァーツラフ・ハヴェル、
 ルー・リード、ベラ・チャフラフスカ
○サイモン・ヴィーゼンタール
 フリッツ・バウアー、
 ベアテ・クラフスフェルト

また、性別や人種さまざまなマイノリティーへの偏見差別に対する闘争の歴史でもあった(21世紀も続いている)。

歴史の流れは、紆余曲折を経ながらも結局のところは、より個人の自由・平等がゆきわたる社会に向かっていると信じたい。

番組はまだ続く。知らなかった人々をもっと知りたい。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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