日々思うこと

講演「美しく考える人 森本哲郎の世界」アンケート結果

冨田鋼一郎

高島平図書館から先日の講演のアンケート結果が送られてきた。毎回このようなフィードバックがある。

好きなテーマについて話すのだから楽しくない訳がない。加えて参加者からの感想が聞ける。ありがたいことだ。大学生から講義感想を受け取ってきたことが今相手を変えて続いていて、これが今の自分を支えてくれている。

昨日、ある区の図書館の来年度企画の4回連続講演の打ち合わせをした。何をどのように組み立てようか。

もっとも心に刻んでいる森本哲郎さんのことばを三つ。

「地球は、これまでの人間のすべての営みが書かれている一冊の書物だ」
「読書の最終目的は、よりよい自分をつくるためだ」
「真の旅人とは、自分が人生における旅人であると自覚している人のことだ」

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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