図書館で講演前に春の訪れを探しながら洗足池を一回りした。曇りがちだが、風が吹かない穏やかな休日だ。
勝海舟記念館、海舟夫妻墓所、西郷隆盛石碑をめぐりながら、白鷺二羽と日本スイセン、紅白梅を見つけた。桜の蕾はこれからほころび出す。
梅遠近(おちこち)
南(みんなみ)すべく
北すべく 蕪村
「美しく考える人 森本哲郎の世界」を語りながら、彼のものの見方、感じ方、考え方がつくづく乗り移ってしまったように思った。
彼はかれこれ50年にわたり、私の胸の中に棲みついている。本当に彼に育ててもらった。
ABOUT ME
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)