日々思うこと

アルベルト・シュヴァイツァーの言葉

冨田鋼一郎

1960年代初のキューバ危機。
あの一触即発の事態では、首脳同士の直接対話があった。
今はどうだろう。

「原子力兵器を放棄し平和を維持することは、全人類に課せられた使命である。
それには多くの問題と困難が伴うであろうことを、われわれは認めないわけにはいかない。
しかし、事は人類の存亡にかかわることなのである。
われわれは、この使命を実現しようとする道から身をそらすようなことがあってはならない。
一方が相手を信頼し、《生命への畏敬》の精神が芽生えたとき、そのときこそ、残虐きわまる原子力兵器の放棄が可能となり、信頼できる平和の締結が実現するであろう・・・」

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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