日々思うこと

動物言語学者の鈴木俊貴氏の講演

冨田鋼一郎

軽井沢夏季大学三日目午前の部の講演(8月4日)のこと。公民館会場に予備席を用意するほどの盛況、期待通りの話だった。

講師は、新進気鋭の「動物言語学」の学者。2023年から東大先端研准教授。世界の学者、メディアから注目され出した。

長年、軽井沢でシジュウカラの鳴き声を観察してきたユニークな成果がひとつの新しい学問領域になりつつある。

「動物言語学(animal lingistics)」。こんなニッチな学問領域を切り開いた。さまざまな学問領域に良い刺激を与えるだろう。

日本からこのようなオリジナルな取り組みが出てくるのは、誇らしい。

この話は、人間の「思い上がり」に通じるものなので、講演要約を語ってみたい。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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