日々思うこと

軽井沢夏季大学

冨田鋼一郎

「ゲートウェイの地理学」
講師 名古屋大学 林上先生

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ゲートウェイは、相対的に長い距離を移動するモノや人が集まり出て行く玄関口

モノは原料・素材・製品などであり、貿易・卸売などに携わる人々や企業が集荷・発送の役目を担ってきました

人の場合は、現代人の国内外の旅行やビジネス移動のほか、移民・奴隷貿易・軍隊派遣などの歴史も含まれます

時代や地域によって異なりますが、多くは都市に設けられた玄関口のようなところに集まったり集められたりし、船舶、鉄道、航空機などがそれを運ぶ役割を果たしてきました。なかには城下町の木戸や宿場の出入口のように、遠方への送り迎えの場であったところもあります。

ゲートウェイの対の概念はセンター(中心地)です。これは卸売と小売の関係に似ています。港・空港・駅などで積み下ろされた卸売品は、最後は小売品に分けられ近隣の消費者に販売されます。

ゲートウェイの地理学は、ゲートウェイという概念を手がかりに都市や地域について考える地理学です。

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人、モノの動きから世界各地の成り立ちを考える
ある一つの視点から動体的に大きく物事を見るのは楽しい

・古代ギリシャ地中海世界からヨーロッパ全域へ
・大航海時代から世界が結びついていく
・パターン 探検→資源輸送→移民→定住
・新大陸との結びつき 三角貿易
・アメリカ東海岸沿岸部と内陸ゲートウェイ
・江戸の大木戸 新宿 板橋 千住 品川
・京都 御土居(おどい) 洛中 洛外 平安宮 羅生門 不破関 逢坂関 鈴鹿関
・湊(江戸)から港(明治以降)へ 
・河村瑞賢の貢献 航路整備 幕米輸送
・西廻り、東廻り航路
・大坂 米倉市場形成
・箱館 酒田 新潟 敦賀 赤間関(下関) 長崎
・菱垣廻船 樽廻船ともに輸送で賃料
・日和山 天気風向き確認
・酒田最上川 大石田 紅花 幕米輸送
・新潟 信濃川・阿賀野川の分離
・敦賀の盛衰

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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