日々思うこと

エラスムス計画(ERASMUS, European Region Action Scheme for the Mobility of University Students)

冨田鋼一郎

EU における学生の流動化の促進を目的とするプログラムで、1987年に設立された。
学生だけでなく教師陣の国際性を養う。

この計画は16世紀の学者デジデリウス・エラスムスの名に因んで命名されている。

エラスムス(1465-1536)

痴愚神礼賛

「人間として生きるつもりなら、賢さなんか持つべきではない」

人間は賢くなれば、なるほど、この世の愚かさがはっきり見えてきて、どうにも憂鬱にならざるを得ない。

だから、楽しく生きようと思うなら、「愚かさこそ救いの神」と言うわけだ。人の愚かさとは、うぬぼれ、追従、怠惰、グルメ狂い、惰眠、無思慮など。

いつの世にも、人間は愚行を繰り返している。この世の愚かさを見せつけられるにつけ、世を真面目に生きてきた人ほど皮肉を言いたくなる。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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