冨田鋼一郎
[エゴノキの実]
昨日の俳文学会例会で「打越(うちこし)」という連俳用語が出た
以下、「俳文学大辞典」より
打越さげ連俳用語。「越」とも。連歌・連句で、付句の前々句のこと。また、中一句を挟む関係をもいう。
付句は、前句に付けることによって、打越と前句で形成する世界を転ずるのが鉄則で、同じような趣向や素材、同義語、類義語、同字などが中一句置いて再出することを嫌う。これを打越嫌いといい、早く『連歌新式』に「打越を嫌うべき物」を多数規定している。打越嫌いを略して打越という場合もある。「観音開き」も打
越の一つである。
ABOUT ME

日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)