読書逍遥

読書逍遥第457回『ありえない138億年史』宇宙誕生と私たちを結ぶビッグヒストリー (その9) ウォルター・アルバレス著

冨田鋼一郎

『ありえない138億年史』宇宙誕生と私たちを結ぶビッグヒストリー (その9) ウォルター・アルバレス著

原題 A MOST IMPROBABLE JOURNEY
A Big History of Our Planet and Ourselfs

[人間が他の動物と違うこと一つは、言語の使用]
いつから始まったか? はっきりしない

出アフリカの頃、私たちの祖先はどんな言語で話していたのか?

これは、「科学最大の謎の一つ]
理由
①文字が生まれる前の言語には物理的な痕跡がない
②録音が記録されず、言語の年代を推定できない

おそらく、330万年前「石器」使用から4万年前「ライオンマン」(人類最初の芸術品)出現の間であろう

言語の種類
・インド・ヨーロッパ語族
・ニジェール・コンゴ語族
・パプア諸語族
・アメリカ先住民諸語族
・アフロ・またアジア語族

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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