読書逍遥第118回 読書逍遥『アフリカ史』山口昌男著
冨田鋼一郎
有秋小春
河合隼雄(1928-2007)
雨の降る日にハイキング、晴天の日は家で読書などという人がいる
ほんの少しの考えや姿勢の変化によって、幸福になれたり、不幸を回避できたりするのに、みすみす下手なことをしている人が多い
もう少し天気のまわり合わせを考えればいいのに、と思う
「こころの天気図」に無関心の人が多い
「もの」に関する知識は、学校で十分すぎるほど教えてくれるが、「こころ」に関することは教えてくれない
自分を理解することと、他人を理解することとは、ほとんど同じことである