読書逍遥第341回『ゆく川の流れは、動的平衡』(その2) 福岡伸一著2022
冨田鋼一郎
有秋小春
絵画をどのように見るのか
自分なりに自由に見たらよいというが、、
絵を見る技術を身に付けたい
自分が美しいと感じたり、好きだと心から思うことについて人に伝えようとすると、うまくいかず、もどかしいことがある
「好きなように見る」と「知識をもって見る」
この対極の味方の中間に「よく観察する」がある
(造形言語を知る)
絵を見るためのスキームを知る
配色、筆のタッチ、線の調子
これまでの「絵の見方」の方法論
対話型鑑賞
他人と体験を分かち合って、自分と違う視点を知る訓練
art of perception
(フリックコレクションのエイミー・ハーマンが提唱)
絵画を《よく観察し、言語化する》作業を通して、観察力を高める方法
スキームに着目
・絵の中の主役はどこか
・絵の中を見る順序
・絵のバランス
・色の働き 絵の具という物質
・絵の構造
・表面的な特徴と構造 まとめ