読書逍遥

読書逍遥第434回『日本史の謎は「地形」で解ける』【文明・文化編】(その8) 竹村公太郎著

冨田鋼一郎

『日本史の謎は「地形」で解ける』【文明・文化編】(その8) 竹村公太郎著

[今回のテーマ]

なぜ江戸は、世界最大の都市になれたか

東京の発展の基盤は、全国の人々の知恵と資金と労力によって作られた

東京都地方の関係は、400年前から、江戸と地方の関係として形成された 

400年間東京の安全と快適さは、地方に支えられていることを知らなければならない

・東京は消費する食料とエネルギーは、地方から注入されている
・東京で発生したゴミは、地方が受け持っている

江戸の生い立ちを見ることは、大都市東京の本質を知ることとなる

・地方の問題は、東京の問題であること
・地方の衰退は、東京の衰退につながること
・日本の存続と発展にとって、地方の自律と発展が不可欠であること 

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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