日々思うこと

9月28日俳文学会東京例会は深川の江東区芭蕉記念館で行われた

冨田鋼一郎

今回の研究発表テーマ
○支考編「本朝文鑑」と「源氏物語」
○貞佐点「指南車の」百韻の検討

俳文学者仲間の専門的な勉強会に参加させて頂いている

重鎮の先生方から若手大学院生までの世代を超えた和気藹々とした相互研鑽と若手指導、情報交換の場となっている

素人の私には理解が追いつかないが、このような学究的な雰囲気に浸るのが好きだ

私も過去に三回ほど発表させていただいたことがある

小名木川は、自然の川ではなく隅田川と旧中川を結ぶ堀割りである

深川芭蕉庵史跡展望庭園は、小名木川と隅田川とが交わる角地にある

小名木川の反対側の中川との接点には、中川船番所跡とその資料館がある

中川船番所は、物資流通の関所だった

この船ルートは、関東・東北各地から利根川を経て、物資を江戸中心とを結ぶ交通の要衝だった

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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