読書逍遥第257回『図書館には人がいないほうがいい』(その3) 内田樹著
冨田鋼一郎
有秋小春
ヘラクレイトス
「太陽は日々新たなり」
「パン・タ・レイ(万物は流転する)
万物は実在するのではなく、生成するのだ
それまでの「ある」という見方を「なる」という見方へ変えた
闇の哲人、ヘラクレイトス
哲学のはじまり 哲学の父
ヘーゲル、マルクス、ベルグソン、トインビーへ続く
偉大なる暗闇、広田先生(三四郎)
「たとえ、どのような道を進もうとも、魂の果ては見い出せないだろう」
人間の魂は果てしなく広く深い魂を持っている。なんと素晴らしいことではないか。
一人一人、広大な精神の宇宙を持っている。
そして、刻々と変化している。そう、「太陽は日々新た」なのだ