2024.12.04 2024.12.04 読書逍遥 読書逍遥第352回『わたしの唐詩選』(その3) 中野孝次著 冨田鋼一郎 『わたしの唐詩選』(その3) 中野孝次著 「又得たり浮生半日の閑」 ⭕️「鶴林寺に題す」 李渉 終日昏々として酔夢の間 忽ち春の尽くるを聞き 強(た)って山に登る 竹院を過(よ)ぎるにより僧に逢って話すに 又得たり浮生半日の閑 ⭕️ 「客は半日の閑を得れバ、あるじハ半日の閑をうしなふ」 嵯峨日記 ⭕️半日は神を友にや年忘レ 芭蕉 ⭕️半日の閑を榎やせみの声 蕪村 [モミジアオイ] スポンサーリンク コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です 上に表示された文字を入力してください。 Δ ABOUT ME 冨田鋼一郎文芸・文化・教育研究家TwitterFacebook日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。 各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。著書 『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018) 『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019) 『四明から蕪村へ』(郁朋社2021) 『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle) 『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle) 『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle) 『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle) 『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle) 『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle) 『漱石さんの見る21世紀』(Kindle) 『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle) 『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle) 『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle) 『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)