読書逍遥

読書逍遥第344回『ぼくの哲学日記』(その1) 森本哲郎著1999

冨田鋼一郎

『ぼくの哲学日記』(その1) 森本哲郎著1999

著者74歳の執筆

宇宙に包まれた「私」の極微世界
しかし、宇宙より広い「考える」私

形而上的問題
・神の存在
・生死の意味
・善悪の道徳的基ppg

パスカル「パンセ」
・人間は、考える葦である

・空間によって宇宙は私を包み、考えることによって私は宇宙を包む

・考えが人間の偉大さを作る

「世界」はあらゆる事柄が書かれた一冊の書物というとき、「世界」には、自然現象だけでなく、人間の残したあらゆる思想、営為を含む

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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