第36回『パンデミックなき未来へ 僕たちにできること』ビル・ゲイツ
冨田鋼一郎
有秋小春
石炭採掘の障害(炭鉱の排水)
蒸気機関の登場 ワットの特許1781
「道具」 とは、人間の身体の補助的役割 手の延長 親しみを与える
「機械」とは、複雑で熟練 疎外要因
道具が機械へと変質し、社会組織を根底から覆すほどの力を発揮し、化け物と化す
1811ノッティンガムの「ラダイト運動」
新たなエネルギーの発見と利用技術の開発は、<技術文明と人間社会><人間と機械>
について再考を強いている
→今人類は、人工知能(AI)の急速な発展を目の前にして、「第二のラダイト運動」が質を高め、形を変えて<技術文明と人間社会><人間と機械>の再考を迫っている
前例から何を学ぶのか
『ジェーン・エア』の作者シャーロット・ブロンテ(1816-1855)は、ラダイト運動が吹き荒れる社会に生きた人々の姿を『シャーリー』という小説の中で克明に描いている。その最後に、こう記している。
「物語は終わった。いま懸命な読者がメガネをかけて、教訓を求めておられるのが見えるような気がする。、、私としては、うまく見つかりますようにとお祈り申し上げるばかりである」