日々思うこと

小石川図書館レトロ映画 ヒッチコック『白い恐怖』

冨田鋼一郎

サイコスリラー映画″Spellbound″1945
監督 アルフレッド・ヒッチコック、
出演 イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック

○サー・アルフレッド・ヒッチコック(1899-1980)の53作品のうち31作目
46歳、渡米第ニ作品1945で、脂の乗り切った時期

○デイビッド・セルジェニック(1902-1965)プロデューサー 
ヒッチコックをハリウッドに呼んだ人物

南海の劫火 Bird of Paradise(1932)
キング・コング King Kong(1933)
奇傑パンチョ Viva Villa!(1934)
男の世界 Manhattan Melodrama(1934)
アンナ・カレニナ Anna Karenina(1935)
小公子 Little Lord Fauntleroy(1936)
沙漠の花園 The Garden of Allah(1936)
スタア誕生 A Star Is Born(1937)
ゼンダ城の虜 The Prisoner of Zenda(1937)
風と共に去りぬ Gone with the Wind(1939)
レベッカ Rebecca(1940)ヒッチコック渡米第一作
断崖 Suspicion(1941)
白い恐怖 Spellbound(1945)ヒッチコック渡米第ニ作
白昼の決闘 Duel in the Sun(1946)
パラダイン夫人の恋 The Paradine Case(1947)
ジェニイの肖像 Portrait of Jennie(1948)
第三の男 The Third Man(1949)
終着駅 Stazione Termini(1953)
武器よさらば A Farewell to Arms(1957)

○イングリッド・バーグマン(1915-1982)
『カサブランカ』(1942)
『誰が為に鐘は鳴る』(1943)
『ガス燈』(1944)
『白い恐怖』(1945)ヒッチコック監督
『聖メリーの鐘』(1945)
『汚名』(1946)ヒッチコック監督
『山羊座のもとに』(1949)ヒッチコック監督

○グレゴリー・ペック(1916-2003)
「ローマの休日」1953で大ブレーク

解説
・第二次世界大戦の戦時下、精神を病む人が多く、精神分析療法が流行していたことがこのサイコスリラー映画に影響している
・ヴァーモント州精神科医院が舞台、マンハッタンのエンパイアステイトホテル、グランドセントラル
・若く聡明な女性精神科医が主人公

・見どころの小道具 
メガネ シガーケース、フォーク、カミソリ、白い雪、拳銃

子どものころヒッチコック『鳥』1963を観たことがある カモメの群れが怖かった

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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