読書逍遥第113回 『旅の半空(なかぞら)』森本哲郎著
冨田鋼一郎
有秋小春
由利本荘市は今回記録的大雨被害があった町
司馬遼太郎が辿ったのは、「象潟→秋田→能代→大館→鹿角」
東北地方の出の主だった人物
陸羯南(1857-1907)
原敬(1856-1921)
高橋是清(1854-1926
狩野亨吉(1865-1942)大館市
内藤湖南(1866-1934)鹿角市
彼らに共通する性格
透き通った怜悧さ
不合理なものへの嫌悪
独創性
精神の明るさ
独立心
名利のなさ
我執からの解放
芭蕉の辿った象潟と松島の比較も論じている