読書逍遥

読書逍遥第237回 『フェルメールの帽子』2008(その4)原題 Vermeer’s Hut ティモシー・ブルック著

冨田鋼一郎

『フェルメールの帽子』2008(その4)原題 Vermeer’s Hut ティモシー・ブルック著

「天秤を持つ女」

天秤で量る のはなにか?

4枚の金貨と1枚の大きな銀貨がテーブルに置かれている

スペインによって南米ポトシからもたらされる大量の銀が国際決済手段として登場

壁にかかる「最後の審判」から読み取れるのは、キリストが最後の審判の日に善悪を量るように、秤によって自らの行いを良心によって量ること

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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