読書逍遥

読書逍遥第236回 『フェルメールの帽子』2008(その3) 原題 Vermeer’s Hut ティモシー・ブルック著

冨田鋼一郎

『フェルメールの帽子』2008(その3) 原題 Vermeer’s Hut ティモシー・ブルック著

副題には、「作品から読み解くグローバル化の夜明け」とある

今回は科学的精神が宿り始める17世紀の
[地理学者]と[天文学者]の姿

科学者が部屋の窓から見ている外の世界とはどのようなものか?
小道具として描かれた地球儀が語るものは?

『天文学者』のモデルは、フェルメールと同年632年生まれの科学者、アントーニ・レーウェンフックではないかとされている

アントーニ・ファン・レーウェンフック(1632-1723)
オランダの商人、科学者。歴史上はじめて顕微鏡により微生物を観察し、「微生物学の父」とも称せられる。

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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