頭をクルクルと回転させている
呻吟しながら言葉を探し求めて、文脈の中へピースを埋め込んでゆく
まとまった文章を紡いでゆくのは、相当のエネルギーが要る
しかし、野上弥生子さんやドナルド・キーンさんのように、90歳過ぎても本を出す人もいる
今から弱音を吐いてはいけない
集中力が切れると、気分転換をする
散歩に出掛けたり、テレビを見たり、ほか本を手にしたりする 文章を読みながらも、なにか使える言葉がないかと探したりしている
漱石は10年以上も原稿に向かい、作家生活を続けた
漱石さんに驚くことは、
・四六時中頭を回転させて創造し続ける、
・細部にまで手を抜かない
・産まず弛まずの精神の持続!
ABOUT ME

日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)