日々思うこと

朝日グローブ323号「運ぶチカラ」2025.3.16

冨田鋼一郎

・ネット通販で日用品を注文する
・産地直送の肉や魚が近所のスーパに並ぶ
・通勤や通学で電車に乗る。

私たちの日常は、「運ぶ」「運ばれる」ことで成り立っている
より早くより遠くへより便利に運ぶ方法を進歩させてきた人間だが、その欲望の果てが物流の人で不足問題につながっているかもしれない

「運ぶ」運輸の歴史は、スピードの歴史 《より速く》だった

人力(駕籠・飛脚) 馬力(馬車) 風力(帆船) 蒸気(船、機関車) 化石燃料(自動車) 電力(電車) ロケット

今、「運ぶ」機能は《より速く》から、多目的になってきた

世界各地から話題を追う

・中国深圳市 千メートル以下の「低空経済フロンティア化」
・ケニア 命をつなぐ人道支援 ドローン
・ネパール ローテクバイク駆使の救急車
・ミツバチ 飛ぶ燃料調整
・浅草 人力車 ベネチアゴンドラ カンボジア寺院ツアー
・人類の「運ぶ」はじまり
牙(犬歯)の後退た直立二足歩行

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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