読書逍遥第315回『文明の主役 エネルギーと人間の物語』(その13) 森本哲郎 2000年発行
冨田鋼一郎
有秋小春

[オランダからの刺激]
1581スペインからの独立戦争
1600ウィリアム・アダムス(三浦庵人)大分臼杵湾漂着
当時オランダ人口150万人
ケンペル1551-1616日本誌ドイツ人
レンブラント1606-1669
ライデン大学 小石畳の道
シーボルト1796-1866ドイツ人
漆器ジャパン 陶器チャイナ
コバルトブルーの魅力
ケンペル『日本誌』1801年に日本語訳
「鎖国」の言葉がはじめて登場
→それまで日本人は自分達が鎖国のなかにいるのは気づかなかった
鎖国の功罪について
・日本はいい
・外国の影響がすぐには入らない
・日本には何も欠けている物がない、全てがあるから鎖国はいい
・戦争がない
・日本独特文化 連歌俳諧歌舞伎浄瑠璃
産業革命に立ち遅れ 自然科学 医学
鎖国が良かったのか悪かったのか、というテーゼの立て方は、非常に無理があります
過去にあった事態を、それも270年続いた事態を、ただ一点でよかったか悪かったかということでしょう