日々思うこと

執筆のこと

冨田鋼一郎

昨日、83歳の日本人登山家がアンナプルナ登頂を目指すという記事を読んだ

誰からも言われたことではない
自らが目標を定めて、《生命を燃焼し尽くす》ということを思い知らされる

目下の目標は、「執筆」だ

アイデアが芽生えて、企画検討から徐々に発酵するまでにもう1年半ほどかかっている

目次の骨組みが固まって、ようやく執筆の態勢に入る

これからは、ジグソーパズルのピースを詰めていくような力仕事となる

・趣旨は明確に伝えられているか、
・読者を惹きつける筋書きか、
・素材は整ったか、
・データに間違いがないか、
・言葉選びは適切か、
・写真と表の完成
・題と帯文の検討、
気を使いながら書き進めていく

原稿を完成させ、ゲラに持ち込むことが次の目標となる

一歩一歩踏み締めながら、つぼみの開花を待つ

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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