第41回「知の旅シリーズ7」世界責任編集・森本哲郎
冨田鋼一郎
有秋小春
814年 シャルル・マーニュ死
816年 法王レオ三世死
この二人が中世ヨーロッパ史の主役である
相次いで亡くなり、残されたヨーロッパは息子や孫たちに分割されたが、争いが絶えず、早くも神聖ローマ帝国は名のみの存在となった
2人の死によって、再びヨーロッパ戦乱の地に戻り、地中海も権力の空白時代に戻ってしまった
イスラム勢力がこの好機を活用しないはずがなかった