昭和を生きてきた私にとっては、「昭和」はどこか甘酸っぱい・懐かしいレトロのイメージがある
昨今の一連の不祥事は、どれもこれも昭和を引きずる悪弊を未だに引きずる
一企業の風土にとどまらず、日本社会の特徴とみなされている
前例踏襲・事なかれ主義、ガバナンス不在、隠蔽体質、男性優位、年功序列、希薄な人権意識などなど
不祥事の事案の検証を軽視しているから、せっかくの失敗から学ぶことができない
若い人々は、「昭和」といえば時代錯誤で好ましからぬことであると切り捨てているのではないか
世代の断絶はますます広がっている
ABOUT ME

日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。
著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)