第39回『ことばへの旅』上・下森本哲郎
冨田鋼一郎
有秋小春
童門冬二氏(1927-2024)が一年前に亡くなっていたと報じられた
彼は『小説上杉鷹山』で有名だ
出羽国米沢藩 上杉鷹山藩主(1751-1822)
『漆の実のみのる国』は、藤沢周平の最後の小説である
江戸中期の明和・安永・天明期の東北の実態を知っておきたい
江戸文芸に興味はあるが、政治経済暮らしにも目を向けなければ、「鎖国による天下泰平(パクス・トクガワーナ)」という一面的な間違ったイメージになってしまう
それにしても藤沢周平は童門冬二のベストセラーがあるのに、なぜ鷹山を書いたのだろう