読書逍遥第281回『長江・夢紀行』さだまさし中国写真集 1983年発行
冨田鋼一郎
有秋小春
串田孫一によるカバー
「絵を絶した」浪漫的香り高い詩情あふれる33夜の小話で構成されている
世界の隅々を照らす月が絵かきに物語るという形を取った美しい絵画詩
月にとっては、この世の生活は一つのおとぎ話なのだろう
第六話 スエーデンのウプサラ
第七話 ナイチンゲール
第九話 グリーンランド
第十四話 コウノトリ
第十八話 都市の幽霊ベネチア
第二十話 ローマ
第二十ニ話 お人形
第二十四話 紡ぎ車
第二十八話 白鳥
漱石「夢十夜」や宮沢賢治を思い浮かべる
アンデルセン(1805-1875) 童話作家
デンマークオーデンセ(フューン島)生れ
小説「即興詩人」、童話「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「雪の女王」など。