日々思うこと

「ピグマリオン効果」ほめることの教育的効果

冨田鋼一郎

ピグマリオンはギリシャ神話でキプロスの王様で彫刻の名手だった。

理想の女性を刻んだが、あまりのみごとな出来栄えに塑像を深く愛するようになった。

神にこの彫刻に生命を与えて、結婚させてくださいと懇願した。哀れと思った愛の女神アフロディテは彫刻を生きた女人にしたのでピグマリオンは彼女と結婚できたという話だ。

そこから”願えばかなう”ことを「ピグマリオン効果」と言うようになった

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(Wikipedia)
ピグマリオン効果とは、アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタール(1933‐)によって提唱された教育心理学における心理的行動のひとつ。

人は、他者から期待されると、期待に沿った成果を出す傾向にあるという現象のこと

「教師期待効果」、または「ローゼンタール効果」とも呼ばれる

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ほめてもらうことの効果

自分で自分をほめる

「かなり進歩してきた。もっと上手くなりたい」と思っていると、だんだん本当に進歩してくる

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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