講演「美しく考える人 森本哲郎の世界」アンケート結果
冨田鋼一郎
有秋小春
インドシナ半島全体の経済発展に拍車がかかる
[メコン川]
チベット高原から中国南部を通り、インドシナ半島を南下して南シナ海に注ぐ、東南アジアで最長を誇る重要な生活河川
この国際河川に加えて、陸路の整備が一段と進む
ミャンマーは政情不安だが、国を越えて半島全体を相互につながりを求めるエネルギーは一国の事情を圧倒する
インドシナ半島を縦横にまたぐ3つの道路の「経済回廊」が胎動する
物流インフラとして整備が進み、域内のサプライチェーンづくりを後押しする
米中貿易摩擦の激化による中国からの工場移転も追い風になるだろう
①「東西経済回廊」
ベトナム中部ダナンからタイを経てミャンマー南部ヤンゴンまで1700キロ
②「南北経済回廊」
中国南部雲南省の昆明から、ベトナムハノイや、ラオスビエンチャンを経てタイバンコクに至る
③「南部経済回廊」
ベトナム南部ホーチミンからカンボジアやタイを経てミャンマー南部のダウェーに至る構想