第26回 『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』自著第26回 『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』
冨田鋼一郎
有秋小春
ローマは、インフラ面積でも他の都市のモデルだった
インフラ:ローマ人の定義
「人間が人間らしい生活を送るために必要な大事業」のこと
ハードなインフラ:
街道。橋。港湾。神殿。集会や裁判が行われ、公共図書館もある市民生活の中心であるフォールム(広場)とバジリカ(公会堂)。楕円形競技場。半円形劇場。円形闘技場。上下水道。公衆浴場。
ソフトなインフラ:
安全保障、治安、税制、通貨制度、郵便制度、貧者救済のシステム、育成資金制度、そして医療、教育