読書逍遥

読書逍遥第498回『すべての道は、ローマに通ず』(上下) (その4) 塩野七生著

冨田鋼一郎

『すべての道は、ローマに通ず』(上下) (その4) 塩野七生著

ローマは、インフラ面積でも他の都市のモデルだった

インフラ:ローマ人の定義

「人間が人間らしい生活を送るために必要な大事業」のこと

ハードなインフラ:
街道。橋。港湾。神殿。集会や裁判が行われ、公共図書館もある市民生活の中心であるフォールム(広場)とバジリカ(公会堂)。楕円形競技場。半円形劇場。円形闘技場。上下水道。公衆浴場。

ソフトなインフラ:
安全保障、治安、税制、通貨制度、郵便制度、貧者救済のシステム、育成資金制度、そして医療、教育

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ABOUT ME
冨田鋼一郎
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家
日本の金融機関勤務後、10年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。

各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺崋山」などの講演活動を行う。

著書
『偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント』(郁朋社2018)
『蕪村と崋山 小春に遊ぶ蝶たち』(郁朋社2019)
『四明から蕪村へ』(郁朋社2021)
『論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について』(Kindle)
『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』(Kindle)
『真の大丈夫 私にとっての漱石さん』(Kindle)
『渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』』(Kindle)
『夢ハ何々(なぞなぞ)』(Kindle)
『新説 「蕪」とはなにか』(Kindle)
『漱石さんの見る21世紀』(Kindle)
『徹底鑑賞『吾輩は猫である』』(Kindle)
『漱石さんにみる良い師、良い友とは』(Kindle)
『漱石さん詞華集(アンソロジー)』(Kindle)
『曳馬野(ひくまの)の萩』(Kindle)
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